梅小路蒸気機関車館
いよいよ4月29日に梅小路蒸気機関車館が京都鉄道博物館として
リニューアルしますね。
開館日は、大混雑が予想されますし遠方でもあるので、
個人的にはほとぼりが冷めてから行こうかと思っています。
なので今回は、梅小路蒸気機関車館として一旦閉館した8月30日の1日前、
8月29日に行っていたので、その時の思い出を記載します。
この日の往路は、関西方面に行くときによく乗車する
ひかり493号利用しました。
6:00に新横浜始発という珍しいスジです。
夏休みも終盤で早朝ということもあり、意外と空いていました。
朝はやや小雨が降っておりましたが、京都に着くと晴天でした。
京都駅到着後、京都に来てお寺に行かないのはもったいないので、
開館まで時間もあるということで、東寺を参拝しました。
近鉄自慢の「しまかぜ」も折角なので撮影しました。
それから、梅小路へ移動です。
閉館1日前ということで、長蛇の列でした。
入口付近からは、京都鉄道博物館として展示される
車両が柵越しに見えました。
さらに、ちょっと寂しい貼紙もありました。
入口にも「さよなら梅小路閉館特別展」の看板がありました。
中に入ると、
多くの機関車が閉館記念の旗が掲出されてさよならムードを演出していました。
7100形蒸気機関車
「義経」の愛称が付けられています。
B20型蒸気機関車
構内輸送用の小型機関車。動態復元されています。
1070形蒸気機関車
イギリスから輸入され東海道線の急行用として活躍した明治を代表する機関車です。
8620形蒸気機関車
日本で初めて本格的に量産された旅客用蒸気機関車です。
この日はスチーム号として運転されていました。
9600形蒸気機関車
日本で初めて本格的に量産された貨物用蒸気機関車です。
C53形蒸気機関車
この日最初に転車台での演出で回転していました。
国内唯一の3シリンダーを持つ蒸気機関車です。
C56形蒸気機関車
「SL北びわこ号」として動態保存されています。
C58形蒸気機関車
菊の御門と除煙板の鳳凰の飾りが豪華です。
数々の特急列車を牽引した名機です。
D50形蒸気機関車
9600形の後継として誕生した大型貨物用機関車です。
D52形蒸気機関車
戦時中の石炭輸送等のために作られた日本最大最強の貨物用蒸気機関車です。
C55形蒸気機関車
京都鉄道博物館準備のため留置線に停車していました。後ろはC11形蒸気機関車です。
日本の蒸気機関車の代名詞ともいえる名機です。
初期の車両はボイラー上部の煙突と砂箱の間が半流線形になっていることから
「ナメクジ」と呼ばれています。
後ろのDE10形ディーゼル機関車は嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車で使用される車両です。
C62形蒸気機関車(左・2号機 右・1号機)
C61形と同じく戦後の旅客需要増加に対応するため、こちらはD52形のボイラーを転用して製造された旅客列車用蒸気機関車です。
17号機は129キロという狭軌蒸気機関車の最高速度記録を持っています。
C62形2号機は除煙板に「つばめマーク」があり「スワローエンゼル」という愛称で人親しまれています。
東海道本線で「つばめ」など牽引後、北海道へ渡り急行「ニセコ」を牽引しました。
この日は、予定には無いサービスでC62形2号機の転車台回転演出がありました。
機関庫内に閉館までカウントダウン表示のある看板がありました。
写真では見づらいですがあと1日が表示されています。
この日は昼食も食べずに1日梅小路機関車館を満喫しました。
流石にお腹もすいたので閉館時間の少し前に帰路につきました。
お弁当とお土産を買いこんで京都駅の新幹線ホームに上がると、
ゲリラ豪雨が降っていました。危うく駅までの帰り道にびしょ濡れになる所でした。
天候には恵まれたと思います。
復路は「のぞみ44号」です。
トワイライトエクスプレス等、魅力的な車両が展示されるので、
かなり期待しております。
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