伊豆急全線ウォークにチャレンジ! 1日目その2
第4区 富戸⇒城ケ崎海岸
前回の続きで富戸からです。
丁度、8000系とアルファ・リゾートが上下交換で、並びました。
8004Fのナンバープレートが随分とかすれてしまっています。
富戸駅スタートは、11時12分。
次の城ヶ崎海岸までは4.5㎞、コースマップの目安は80分です。
駅からは下り坂で、海岸方面に向かいます。
再び途中民家の1階部分のひさしにイソヒヨドリがいました。
羽が青くてきれいな鳥です。
坂を降りきると横磯海岸に出ます。天気も良く5月の新緑と海が気持ちいいです。
上の画像から左に向き相模湾を望みます。
この日は海にモヤがかかっているため、伊豆大島が薄っすらとしか見えませんでした。
画像は、光の加減を編集しています。
この海岸にある石の中に、一際大きい巨石があります。
江戸城を築く際、石垣の石を伊豆半島から採石し船で江戸まで運んだそうです。
伊豆にはその痕跡が未だに多くあり、この巨石もその1つです。
この石の近くにある説明文によると、1/3は割られて江戸に運ばれたと思われ、
さらにこれを半分に割ろうとした痕跡が石の中央にある矢穴列だそうです。
暫く進むと「ぼら納屋」という藁葺の建物があります。
江戸時代寛永年間にできた建物だそうです。
このあたりは伝統的なボラ漁が昭和30年頃までおこなわれていたそうです。
そのボラ漁の基地であったぼら納屋が改造され現在は食堂になっています。
ということで、ここで昼食。金目鯛丼です。
どんぶりはやや小さめだったのでガッツリ系の人にはちょっと足りないかも。
でもお味は文句なしです。お味噌汁も金目のあら汁なので、ダシが効いていて
美味しかったです。
昼食後、更に歩いて城ヶ崎海岸駅に到着です。
12時41分、昼食休憩もありましたが、89分でした。
駅舎はログハウス風の建物で、ホームには足湯もあります。
第5区 城ケ崎海岸⇒伊豆高原
そして、12時45分に城ヶ崎海岸をスタートしました。
伊豆高原まで2.4㎞、目安は46分です。
伊豆高原への道のりはほぼ平坦で、国道沿いを行くので、
結構楽な道のりでした。
途中では、国の天然記念物にも指定されている大室山が見えました。
13時10分、25分で
伊豆高原駅に到着しました。
伊豆高原のバッジはE251系スーパービュー踊り子 河津桜トレインです。
駅前には江戸城お石引きのモニュメントがあります。
こんな感じで木下駄に乗せ縄で縛って採石場から海まで人力で引っ張ったようです。
スーパービュー踊り子号とアルファ・リゾート21が上下交換のため待合せ。
伊豆高原は検車区があるので、奥には8000系が沢山留置されています。
伊豆高原駅舎の中には、伊豆急の電車資料館ワンツーナインがあります。
ワン(1=い) ツー(2=ず) ナイン(9=きゅう)の語呂あわせですね。
伊豆急の記念切符、リゾート21の運転台、模型、貴重な写真などが
展示されています。入場無料です。
第6区 伊豆高原⇒伊豆大川
ワンツーナインをちょっと見学し、
13時20分に伊豆大川に出発です。8.3㎞、目安は145分です。
伊豆高原駅を出て、約15分~20分ぐらいで135号線沿いにある、
八幡野観音前を通りかかります。
国道と伊豆急の安全を見守っているようです。
八幡野観音近くは伊豆急の撮影スポットです。
以前の伊豆急電車まつりの時も来ましたが、その時よりも更に木が成長していました。
185系200番台Express185塗装
八幡野観音前から135号線を進み赤沢日帰り温泉館前を通ります。
海上にモヤがかかっていなければこのあたりから、伊豆七島の1つである
利島がよく見えるはずです。
日帰り温泉から下り坂を下って行くと三島神社という小さな神社がりあります。
鳥居を過ぎすぐ右折し、小さな石段を数段上りさらに右折し上り坂を行きます。
かなりの急坂で、途中に伊豆急の橋梁の下をくぐります。
坂を上りちょっと進むと先ほどの赤沢日帰り温泉館が見えます。
結構高いところまで上ってきました。
更に進むと、海が一望できるところに出ます。
日帰り温泉がだいぶ小さくなりました。
海沿いの崖の上の道をすすみます。
左下にある岩がライオン岩です。
アップにしてみたら、人が!
よくあんな所に行けたなと・・・。危ないですよ~!
伊豆大川駅が見えてきました。
道沿いに行くと伊豆大川駅への目印がありました。
黄色い花はストレリチア(極楽鳥花)です。
目印から坂を下り伊豆大川駅へ。
急に電車の音がしたので、カメラを構えると、リゾート21黒船電車が通りました。
この日は、リゾート踊り子としての運転です。
伊豆大川駅外側の踏切から。後追いで。
もう一枚。
そういえば、駅舎を撮り忘れました。
ということで、
昨年12月に伊豆急ウォークをした時の写真を。
無人駅になってしまったので、改札のシャッターが閉まっていて寂しいです。
ここの無札証明機で発行された乗車駅証明書を取っておく必要があります。
第7区 伊豆大川⇒(伊豆北川)⇒伊豆熱川
伊豆大川15時05分出発です。5.3㎞、95分の目安です。
伊豆大川駅から歩き始めると、
なぜかJR貨物のコンテナが!?
どうやらコンテナ込みでここの土地が売り物件のようです。
コンテナから少し行くと、「ぼなき石」という史跡があります。
説明書きによると、
これも江戸城の石垣にするために運ぼうとした石だそうで、
大きすぎて運べず放置されたため、ボ泣き(ぼやき)石と村人が呼んだそうです。
どんどん進むと、伊豆北川が見えてきました。
そういえば以前、このあたりが「相棒」のロケ地にもなっていました。
望遠で伊豆北川駅アップにしてみます。
伊豆北川駅は無人駅のため立ち寄らずに進みます。
有名撮影スポットの伊豆北川駅の手前の鉄橋です。
残念ながら電車が通りかかりませんでした。
このあたりからも伊豆大島がよく見えました。
さらに進むと、伊豆熱川駅が見えてきました。
15時55分に伊豆熱川駅に到着しました。50分かかりました。
伊豆大川の分のバッジも伊豆熱川でもらいます。
リゾート21 4次車 黒船電車です。
全線ウォーク入場券セットを予め買っている場合は、伊豆大川の分を
渡してスタンプを押してもらうだけでいいです。
ついでに、セットにある伊豆北川の分もスタンプを押してもらいました。
伊豆北川のバッジは無いですが・・・。
伊豆熱川のバッジ。伊豆急100系 レトロ電車ぶらり旅 です。
第8区 伊豆熱川⇒片瀬白田
16時00分伊豆熱川を出発しました。
片瀬白田までは、2.7㎞、目安は42分です。
踊り子号が丁度到着したところです。
伊豆熱川駅から坂を下り海岸に出ます。
海岸付近に出るとあります。疑惑の太田道灌像。
看板の説明文には太田道灌が熱川を名づけて、
付近の石を江戸城築城のために運んだとありますが・・・
そもそも、太田道灌が熱川に立ち寄ったという歴史的記録が無いそうです。
夕方で薄暗くなってきましたが、伊豆大島が見えました。
このあたりの海岸線は天気が良いと伊豆七島を眺める絶景ポイントです。
伊豆急もこのあたりを走る時に車掌さんの説明がされる程です。
片瀬浜の方までくると、江戸時代に松平定信が命じて植えられた
海防の松があります。
ここの松は(たぶん注連縄のある右側)、はりつけの松といい、
叶わぬ恋のためにお寺に火を放った男女がはりつけにされたという言伝えが
あるそうです。
松のあたりから、海岸線を行くスーパービュー踊り子。
16時32分、32分で片瀬白田駅に到着しました。
帰路
16時40分発の電車で帰路につきます。
伊豆北川駅停車中の車内から。伊豆北川の海と、大室山がちらっと見えます。
伊豆高原で増結し、3両編成から熱海までは6両編成になります。
熱海にて乗換え。17時51分発前橋行きに乗車です。
迂闊に乗り過ごせない行先です。
ということで、
富士山のシルエットなどを眺めながら帰ります。
なおこの日は、
携帯の万歩計によりますと、
49577歩でした。
2日目に続きます。
長々とありがとうございました。
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