鉄道博物館新館開館
2018年7月5日に
大宮にある鉄道博物館の
新館がオープンしました。
◆オープンした新館
❖ てっぱくシアター
◆シミュレーター系は開館後、
即満員ということです。
さすがにしばらくはそういう状況でしょう
ということで、比較的穴場の
リニューアルした本館の新しい施設、
てっぱくシアターを見ました。
映像は10分程度で、
定員は50人の先着順です。
通常は、シアター前の予約表に名前を書いて、
15分ぐらい前に入口に集合し、
注意事項を聞いて中に入ります。
◆撮影禁止なので、
シアター内の写真はありませんが、
「Fastert!はやぶさの秘密」と
「蒸気機関車の運転と整備」という
2本の映像を交互に流していました。
3Dめがねをかけて見る映像で、
「Fastert!はやぶさの秘密」は
「蒸気機関車の運転と整備」は、
蒸気機関車が走る昔の白黒映像が
3D映像で蘇るような映像でした。
どちらも10分では短く感じる映像で、
もっと見たくなりましたが、
沢山の人が見られるようにするには、
10分ぐらいが丁度いいのかもしれません。
❖ 鉄道車両年表
◆年表も一新され、車両を中心としたものになりました
展示物も鉄道模型の車両が多くなっています
◆多くの国鉄の歴史的な車両にまじって
東急8500系もいます。
交通博物館の頃からある
ものだと思いますが、
総合車両製作所になった
影響でこういうところに
展示されるようになったの
かもしれません
❖ 新館へ
◆本館2階に新館とつながる渡り廊下の
入口があります
1階からも行けますが、
ここからだと雨でも濡れません
◆本館と新館を結ぶ2階の渡り廊下から
みえるE1系新幹線
❖ 新館
◆新館の目玉展示 E5系と400系
E5系は展示用に新造された
車両です
◆正面から400系
◆正面からE5系
◆アバター製造機
新館各所にある来館記念カードの
裏面にQRコードがあり、
これを読ませることで
アバターの作成から、
未来ステーションや、
仕事ステーションなどめぐる際に
展示されているモニターに
ここで作ったアバターが
表示されます
(作らなくてもめぐることはできます)
◆運転士や車掌をはじめ
駅員さんや保線・設備メンテナンスなど
鉄道運行にかかわる仕事を
学ぶことができます
◆各セクションこどに
タッチパネルがあり、
クイズに挑戦することができます。
なお、来館記念カードを
画面下にある緑色の部分に
QRコードを読ませることで
作成したアバターを表示させる
ことができます。
◆1階のみなみてっぱくえきには
自動券売機があり、
記念にきっぷを発券することができます
左は普通の切符で、
みぎは新幹線などの大きなサイズの
切符が発券されます。
この日の発券時間は、
14時~14時30分までした。
このほかにも、13時からは、
「鉄道の仕事連携実演」として、
「もしも踏切内でトラックが
立ち往生したら、
どのように対応するか」を、
てっぱくの係員さんが、
運転手・車掌・司令員
事故現場に向かう保線員・
乗客を案内する駅員などに扮して
熱演していました。
❖ シミュレーター
◆2階シミュレータホールにある
320キロ運転が体験できる
E5系運転シミュレータ
開館後10時から予約制ですが、
すぐに完売になってしまいます
10時30分~17時30分までで、
1人15分づつなので、
1日に28人しかできません。
❖ 歴史ステーション
◆新館3階の歴史ステーション
時計を中心に、
鉄道開業前史から、
国鉄分割民営化までの歴史を
ぐるっとめぐることができます
◆歴史ステーション内にある
東急8500系の運転台
これも、交通博物館時代から
あったものだと思います。
当時はATCの運転を体験する
模型をこれで運転でました。
この展示方法も総合車両製作所の
影響かと思います。
◆ここにも東急8500系がいました。
本館の鉄道車両年表のところにある
もう一方の先頭車です。
❖ ビューレストラン
◆新館4階にあるビューレストラン
◆ビューレストランのメニュー
大宮名物のナポリタンから、
新幹線の車内販売にあるアイスクリーム
などがあります。
◆ということで、
鉄道員のまかない飯の代表
ハチクマライスを食べました。
甘辛のたれがご飯とハンバーグに
合っていておいしかったです。
一つのお皿に全部乗っている所が
時間を大切にする鉄道員ならではです。
◆ビューレストランの窓際からは、
新幹線を間近に見ることができ、
迫力満点です。
◆トレインテラスからも
眺めることができます。
❖ てっぱくひろば
◆てっぱくひろばでは、
ミニはやぶさ号(200円)や、
新幹線の遊具などで
遊ぶことができます
❖ 鉄道ジオラマ
◆昨年からリニューアルした
鉄道ジオラマ
ジオラマと観客を仕切る
「ガラス」がなくなったので、
写真撮影したときの反射を
気にすることなく、
また、より間近に体感することが
できるようになりました。
係員さんの実演運転時には、
プロジェクターも使用され
より詳しく説明されます。
鉄道ファンの聖地ともいうべき
鉄道博物館がよりパワーアップした
ということで、
ぜひぜひ行ってみてください。